この記事では、2024東京・中国映画週間『走走停停(最高でも、最低でもない俺のグッドライフ)』鑑賞レポをご紹介します。
ネタバレ注意!
それでは、どうぞ!
当日の様子
私が鑑賞したのは、2024年10月26日(土) 16:00上映の『走走停停(最高でも、最低でもない俺のグッドライフ)』のみですが、当日の様子をチラッとお伝えします。
映画館で中国映画を観るのは、2017年の『喜欢・你』以来!
中国映画週間は初参戦で楽しみにしていたのもあって、早めに到着しました。
映画館に向かうには少し早かったので、コレド室町テラスにある誠品生活へ行くことに。
そこで洪瑞珍(ホンレイゼン)のサンドイッチを購入して食べました。
辺りをぶらぶらしているうちに時間になったので、映画館へ。
建物の入り口で、中国映画週間のポスターを発見しました。
エレベーターで2階に上がると、バナーが1つ。
3階のロビーにも同じものがあり、記念撮影している方もいらっしゃいました。
グッズ売り場には、パンフレットが販売されていましたよ(私は買ってません)。
上映14分前に入場開始のアナウンスがあり、QRコードで入場すると…
ようやくポスターがお目見え!
年齢層は40〜60代くらい、女性が多めと言った感じ。
中国の方も観に来ていました。
ほぼ満席で上映スタートです。
次はあらすじだよ
あらすじ
仕事も人間関係も失い、挫折して故郷に戻った冴えないウー・ディー(呉迪)。
2024東京・中国映画週間
ウーの「突然の出戻り」により家族の平穏な生活が壊れ始める。
家族と関係の再構築を迫られるだけでなく、自分の人生について向き合うことを迫られるウー。 厳しい現実と直面したウーの前に、偶然にも高校時代の同級生フォン・リュウリュウ(馮柳柳)が現われる。彼女との出会いによってウーの人生は思いもよらない方向に転がり始める…。
オススメ度
8.5点(10点満点中)
豆瓣の評価が8.0で期待して観に行ったのですが、本当に当たり作でした。
コメディー要素を前面に出しつつ、感動的なシーンや考えさせられる場面もあり。
非常にテンポが良い作品でした。
最後まで飽きずに観れた!
ストーリーの面白さはさる事ながら、主演の胡歌(フー・ゴー)様と、妹役の金靖(ジン・ジン)ちゃんがこれまた良い味を出してるんですよね〜。
ポスターを見た時は「え、この二人が兄妹?」と思っていたのですが、鑑賞後は「この二人じゃなきゃダメだな」と考えが変わりました。
日本で一般公開されないかな〜。
感想
豆瓣
名シーンが多くて、語りきれない
下記では、厳選した4つのシーンと感想をご紹介します。
シーン①:吴迪映ってないよ
豆瓣
吴迪(ウー・ディー)はドキュメンタリーの撮影中、良く見せようと自分の前に本を積み重ねるのですが、
吴迪の顔をアップで撮っているため、本は全く映っていないんです。
一番笑ったシーン!
吴迪のキメ顔にも、思わず笑ってしまいました。
シーン②:誹謗中傷にも負けず
豆瓣
吴迪のドキュメンタリーが放送され、ネットに多くの誹謗中傷が書かれます。
その中でも、特に酷かったコメントが「母親の死が、世にクソな映画を出すのを止めた」というものでした。
ドキュメンタリーで「映画撮影での疲労が、母を死に追いやった」と編集されていたからでしょう。
映画撮影と母の死は関係ないよね
でもここで終わりではなく、主演を務めた母が最優秀新人賞を受賞するというオチなんです!
夢を叶えてくれた吴迪に、母は天国から感謝しているのではないでしょうか。
シーン③:実らなかった初恋
豆瓣
吴迪と冯柳柳(フォン・リュウリュウ)は、高校生の頃両思いだったようですが、交際には至らず。
再会後も想い合っているのに、結局二人の関係に進展はありませんでした。
初恋は実らないって言うもんね
ハッピーエンドが好きな私でも、本作に関しては二人が結ばれなくて良かったと思いました。
タクシーを運転する吴迪と、夫が運転する車の助手席に乗る冯柳柳の「追い越して止まって、追い抜かされて止まって(まさに”走走停停”)」のシーンは、最高に良かったです。
シーン④:振り出しに戻る
豆瓣
冒頭で彼女に捨てられ、ルームメイトも出ていき、一人ぼっちになる吴迪。
実家に帰って面接に行く吴迪を、タクシー運転手の妹が送ります。
そして3年後。父も亡くなり、妹は実家を出て、また一人取り残されてしまいます。
今度は故郷を去る妹を、タクシー運転手の吴迪が送るのです。
この描写上手いなあ〜
吴迪は振り出しに戻りましたが、これからも『最高でも、最低でもない俺のグッドライフ』を送っていくんでしょうね。
胡歌の溢れ出すダンディーさ
豆瓣
本作で胡歌様は、冴えない独身男性を演じたものの、ダンディーさが隠せてない!んです。
服装や眼鏡でそれらしくはなっているのですが、彼が放つオーラと清潔感が拭いきれてない、と感じたのは私だけでしょうか?
特に横顔が美しい
それともう一点。
映画自体はとても良かったのですが、中国映画週間のHPがスマホだと見づらいことが難点。
運営者の方々、来年はスマホ向けサイトも作ってください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ではまた会いましょう、再见!
コメント